東京国立博物館蔵 (川端龍子氏寄贈) (13年9月10日 (火)~12月1日 (日)、本館11室にて展示) つまり、このような表現は平安時代後期から鎌倉時代初頭には一般的で、運慶・快慶の髪型の方が異色なのです。 浄土寺の菩薩面でも快慶とまったく同じ形(髪束主な用語解説髪型 衣|裳|髪型|帽子・冠|履物・靴|装身具|武具|仏具|その他 あ 総角 (あげまき) 羂(わな)を左右に出し、中心の結び目を井桁にする紐の結び方、大鎧の逆板等につける組みの緒の結び方に用いる。また古代の子供の髪形の一つ、頭の左右につののように二年齢は一定しないが、平安時代以降では一二歳頃から一五、六歳までの間に行なわれる場合が多い。 公家では、子どもの髪型である総角 (あげまき) をやめて初めて冠 (かんむり) をかぶり、児童の服の闕腋 (けってき) から大人の服の縫腋 (ほうえき) に変え、 幼名 を改め、貴人が理髪と加冠の
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